駿台天文講座 



*2018年度,月例講座予定 (2/19 更新)
3月16日(土) 17:00~: 月例講座
 JAXA名誉教授    的川泰宣先生
(仮題) これからの太陽系探査は何を目指す
  べきか

 どなたも良くご存知の,宇宙開発の的川先生です.「はやぶさ」では大活躍をされました. 最近の先生のご活躍の場の一つに,横浜市の「はまぎんこども宇宙科学館」の館長のお仕事があります. ここのホームページの館長挨拶をぜひ一度ご覧下さい.
 なお,天文講座の本年度の精勤者に,的川先生の最近の著書『ニッポン宇宙開発秘史』を贈呈する予定です.



*2019年度前半,月例講座予定(12/13更新)
4月20日(土) 17:00~: 月例講座
 JAXA 宇宙科学研究所 名誉教授 平林久先生
人類の未来と宇宙を考える

 (平林先生のご紹介はこちら
 宇宙の研究や科学技術が長足の進歩を遂げつつある今,「地球外文明」,「AIとシンギュラリティ」,「神に近づく超人類」などなど,人類の未来を問うような議論が起こりつつあります.新年度の天文講座の開講に当たって,私たちが宇宙を研究する意味,人類の未来とのかかわりなどについて,平林先生にお話しいただきたいと思います.


5月18日(土) 17:00~: 月例講座
 慶應義塾大学理工学部 教授  岡朋治先生
(仮題)銀河系内のさまざまなブラックホール

 岡先生は電波天文学を武器に,銀河系内のいろいろなブラックホールを研究・発見されています.以下は,岡先生のホームページからの引用です:
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 宇宙電波スペクトル線観測に基づいて、銀河系の構造、銀河系中心の活動性、星間物質の進化と星形成活動との関連について研究を進めています。
 最近は特に、中心核超巨大ブラックホールの起源解明を目指して、国内外の大型共同利用観測装置を駆使した観測研究を推進しています。
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 岡先生には,電波観測からわかる銀河系内のさまざまな現象,「宇宙竜巻」や「中質量ブラックホール」,「野良ブラックホール」などのお話をしていただく予定です.


6月15日(土) 17:00~: 月例講座
総合研究大学院大学 助教  滝脇知也先生
(仮題)新スーパーコンピュータ
 「アテルイII」と天文シミュレーション

 滝脇先生は,超新星爆発のメカニズムをコンピュータシミュレーションによって研究されています.お使いのコンピュータは国立天文台のスーパーコンピュータですが,これは「アテルイ」という名前がついています.アテルイ(阿弖流為)は,このスパコンが置かれている岩手県水沢地方で,平安時代初期,活躍した蝦夷の軍事指導者の名前です.
 2018年6月に,このアテルイがより高性能のスパコンに更新され,「アテルイII」となりました.滝脇先生には,これらのスパコンの活躍状況,およびご専門のコンピュータシミュレーションのお話をしていただく予定です.
 

7月20日(土) 17:00~: 月例講座
 国立天文台水沢VLBI観測所 助教 亀谷收先生
 水沢緯度観測所の歴史と文化遺産

 (亀谷先生のご紹介はこちら
 上記のアテルイが置かれているのは,岩手県奥州市水沢の「国立天文台水沢VLBI観測所」ですが,これは1899年に設立された「緯度観測所」が,1988年の国立天文台発足に伴ってそこに統合され,さらに「水沢VERA観測所」,「水沢VLBI観測所」となったものです.
 この旧水沢緯度観測所の4つの建物が,2017年10月に登録有形文化財に指定されました.今回,亀谷先生に,これらの文化財登録の意義,および水沢緯度観測所が日本の天文学の発展に果たした役割などについてお話しいただきます.日本史の教科書にも出てくる「Z項の発見」は,この観測所で行われました.
 ご講演では,ご専門の電波天文学と,それを駆使した水沢観測所のVERA観測についてもお話しいただきます.  


8月17日(土) 17:00~: 月例講座
 一橋大学 名誉教授       中嶋浩一
走っているものは時間が遅れ,長さが縮む
  ― ローレンツ博士の業績と人柄

 相対性理論というと,「動いているものの中では時間が遅れる,長さが縮む」などということが問題となり,この不思議な現象をどう理解するかということが,多くの解説書のテーマとなっています.そしてこれはアインシュタイン博士の業績のように扱われていますが,本当はオランダのヘンドリック・ローレンツ博士が最初に発見したことなのです.
 講演では,この「時間の遅れ」などをどのように理解するかを改めて解説しつつ,発見者のローレンツ博士を紹介したいと思います.ローレンツ博士は,オランダの発展のためにも尽力し,当地では広く尊敬を集めた人です.博士の葬儀の際には,その死を悼んで,オランダの電信電話会社が3分間,通話をストップした,ということです.  


9月21日(土) 17:00~: 月例講座
国立天文台重力波プロジェクト推進室 特任助教
           正田亜八香先生
(仮題)重力波天文学の夜明けとKAGRAの今

 日本の重力波観測装置「KAGRA」は,現在着々と整備が進められ,2019年内には試験観測が始まる予定です.KAGRA は,振動の少ない地下トンネルに設置されていること,極低温で運用されることなど,これまでの米国・イタリアの装置にない最新鋭の設備を有しており,新たな活躍が期待されます.
 正田先生は,これらの装置開発・設置の最前線で活躍しておられる気鋭の若手研究者です.お話しでは,重力波観測の意義,KAGRA の技術の特徴,整備の進展状況,期待される成果などについてお話しいただく予定です.  

 


*2018年度,月例講座等、実施済
_4月21日(土) 17:00~: 月例講座
  JAXA名誉教授      平林久先生
  ノーベル賞と宇宙
  講演要旨(大画面)

_5月19日(土) 17:00~: 月例講座
  一橋大学名誉教授     中嶋浩一
  ルメートル神父の宇宙
  講演要旨, 講演内容(大画面)

_6月16日(土) 17:00~: 月例講座
惑星研究家,(株)リブラ代表取締役 田部一志先生
  火星の接近を迎えて
  講演要旨(大画面)

_7月_6日(金) 11:00~:  七夕星を語る会
 武蔵野大学,特任教授 高橋典嗣先生
  小惑星探査とスペースガード
  講演要旨(大画面)

_7月21日(土) 17:00~: 月例講座
  国立天文台名誉教授    渡邊鉄哉先生
  O Sole Mio!
  講演要旨(大画面)

_8月18日(土) 17:00~: 月例講座
  望遠鏡製作研究家    渡部一浩先生
  望遠鏡の鏡面蒸着はどのようにする
  のか? ― 自作真空蒸着装置 ―

  講演要旨(大画面)

_9月15日(土) 17:00~: 月例講座
 日本スペースガード協会研究員 二村徳宏先生
  星雲遭遇と恐竜絶滅
   ー 巨大隕石衝突だけではなかった
  講演要旨講演内容(大画面)

10月27日(第4土曜日) 17:00~:月例講座
 東京薬科大学名誉教授   山岸明彦先生
  アストロバイオロジー:
    宇宙における生命の起源と探査

   講演要旨講演内容 (大画面)

11月17日(土) 17:00~: 月例講座
国立天文台RISE月惑星探査検討室樋口有理可先生
  オールトの雲と彗星
   講演要旨講演内容 (大画面)

12月15日(土) 17:00~: 月例講座
 東洋大学名誉教授    米山忠興先生
  月と暦
  講演要旨講演内容 (大画面)

1月19日(土) 17:00~: 月例講座
飯田市美術博物館,客員研究員 坂本正夫先生
  御池山隕石クレーターの研究過程
  講演要旨 (大画面)

2月16日(土) 17:00~: 月例講座
京都市立芸術大学美術学部准教授 磯部洋明先生
  歴史書から探る太陽活動
  講演要旨(大画面ページ)
 



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