2020年度(第55期)月例天文講座 予定 
   (2020年11月28日 更新)

 * 天文講座は当分の間オンライン開講です。オンラインの受講は
   申し込みが必要です.申し込み方法等については 駿台学園ホームページ
   をご覧ください.オンライン受講が困難な方は、駿台学園の教室でビデオ受講
   をすることもできます。(若干名)
 * 2021年3月の天文講座は第4土曜日3月27日です。ご注意下さい。

月 日講座題目講師(敬称略) 参考資料 
6483月21日(土)
延期時期未定
(仮題)地球・生命の起源と進化井田 茂講演要旨(準備中)
6494月18日(土)
10月に延期
オズマ計画から60年    -地球外文明探査の軌跡-平林 久講演要旨
6505月16日(土)
11月に延期
東京大学・木曽観測所・新広視野動画   カメラ・トモエゴゼン諸隈 智貴講演要旨(準備中)
6516月20日(土)
1月に延期
宇宙が子どもの心に火を灯す並木 道義講演要旨(準備中)
6527月18日(土)新しい駿台学園75cm望遠鏡の開発渡部 一浩講演要旨講演記録 
6538月15日(土)
12月に延期
星間ダストと暗黒星雲のお話土橋 一仁講演要旨
6549月19日(土)
オンライン
はやぶさ2の初期成果と   太陽系研究の新展開杉田 精司講演要旨
65510月17日(土)
オンライン
オズマ計画から60年    -地球外文明探査の軌跡-平林 久講演要旨
65611月21日(土)
オンライン
東京大学・木曽観測所・新広視野動画   カメラ・トモエゴゼン諸隈 智貴講演要旨
65712月19日(土)
オンライン
星間ダストと暗黒星雲のお話土橋 一仁講演要旨
6582021年
1月16日(土)
オンライン
宇宙が子どもの心に火を灯す並木 道義講演要旨(準備中)
6592月20日(土)
オンライン
ジョージ・ガモフと    ビッグバン宇宙論中嶋 浩一講演要旨(準備中)
660日程注意
3月27日(土)
オンライン
シリウスの話竹田 洋一講演要旨
講師紹介
講師(敬称略)  所属     参考資料    
平林 久JAXA 宇宙科学研究所 名誉教授宇宙研,紹介ページ
諸隈 智貴東京大学大学院理学系研究科・理学部  天文学教育研究センター 助教天文教育研究センター、ホームページ
並木 道義KU-MA 子ども・宇宙・未来の会 会長KU-MA ホームページ
渡部 一浩望遠鏡製作研究家2013年9月講演 手作り望遠鏡製作 2018年8月講演,自作真空蒸着装置
土橋 一仁東京学芸大学教育学部   自然科学系 教授暗黒星雲博物館、ホームページ
杉田 精司東京大学大学院理学系研究科   地球惑星科学専攻 教授杉田研究室ホームページ
竹田洋一元国立天文台 准教授天文月報記事
中嶋 浩一一橋大学 名誉教授
 
 
 
 

講演者,講演概要,紹介

(紹介文は本ページ管理者中嶋の作成になるものであり,講演者との打ち合わせなど
により随時変更されます. 以下は, 9月9日 更新のもの.)

4月18日 10月17日,平林 久 先生:
 =========== 昨年度のご紹介文 ============
 平林先生は,電波天文学を中心とした天文学研究で活躍して来られました.JAXA,宇宙
科学研究所におられた時には,大きな電波望遠鏡を宇宙に打ち上げて大規模な電波干渉計
を構成する「VSOP計画」(衛星名は「はるか」)を指揮され,大きな成果を収められまし
た.(「電波干渉計」は,複数の電波望遠鏡を束ねて高精度電波観測を行うこと.)
 他方でまた,電波望遠鏡を駆使して遠くの宇宙の地球外文明からの信号を探ろうという
「SETI計画」にも関わっておられます.
 平林先生は,駿台学園の天文講座などにも長年ご尽力いただいており,先生のお話しに
は定評があります.近著『超巨大ブラックホールに迫る―「はるか」が創った3万㎞の瞳 』
など,著書多数.
 =================================
 地球外文明探査の最初の試みである「オズマ計画」は1960年に行われましたが、2020年は
それからちょうど60年という年です。日本でのSETI(地球外文明探査)の中心である平林先生
に、これまでのSETI研究の軌跡を振り返ってお話しいただきます。


5月16日 11月21日,諸隈 智貴 先生 :
 東京大学理学部、天文学教育研究センターは、長野県の木曽地方に「木曽観測所」という
天文台を保持・運営していますが、このほどそこの「105cmシュミット望遠鏡」に高感度の
CMOSカメラが取り付けられ、運用を開始しました。これは、シュミット望遠鏡の広い視野と
高感度CMOSによって、天空の広い範囲を1秒に2枚という高速度で撮影することができ、これ
までほとんど行われていなかった「速い変化の天文現象」の観測を行うことができます。高速
の天文現象として、これまでに、高速度で地球近傍を通過した小天体がいくつか発見されま
した。
 このプロジェクトの名称は、平安時代末期に木曽地方を中心に活躍した「巴御前」にちな
んで「トモエゴゼン」と名付けられています。諸隈先生はこのプロジェクトの中心となって
活躍しておられる方々のお一人です。


6月20日 1月16日,並木 道義 先生:
 “宇宙を視座に大人が変わる 子どもが輝く 美しい星が生まれる”【子どもと宇宙と未来
をつなぐ】というのが、KU-MAの会のテーマです。"KU-MA" は「子ども・宇宙・未来の会」の
略称です。この会は、全国各地で「宇宙の学校」や「宇宙の教室」など、宇宙に親しむいろいろ
な催しを開催してきました。並木先生は現在、この会の会長をされておられますが、今回 KU-MA
の活動についてお話しいただきます。


*7月18日,渡部 一浩 先生:
 渡部一浩先生には,2013年9月の講座で「手作り望遠鏡製作」というタイトルでお話頂いて
います. これは,口径40cmの望遠鏡をすべて手作りされたというお話しでした. また2018年8月
には、反射鏡にアルミの蒸着をするための装置の製作のことをお話しいただきました。
 2019年には、北軽井沢の駿台天文台の大望遠鏡 75cm反射望遠鏡で、その制御システムの改良を
お引き受けいただきましたが、昨年中にこれが完成し、この望遠鏡でみごとなディジタル写真が
撮影できるようになりました。今回は、この改良プロジェクトについてお話しいただきます。


8月15日 12月19日,土橋 一仁 先生:
 宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』に、南天の天の川の「石炭袋」が出てきますが、これは宇宙に発生
した「塵(ちり)」が集まった「暗黒星雲」です。この暗黒星雲の中では、やがて塵が濃密に集
まって「分子雲コア」というものが形成され、さらにそれが太陽のような恒星やその周りの惑星
へと進化して行きます。東京学芸大学の土橋一仁先生は、長年にわたりこの暗黒星雲とそこでの
星形成を研究してこられました。特に、全天にわたる暗黒星雲の分布図の作成は、土橋先生の大
きなお仕事の一つです。この分布図は、上記のリンク、東京学芸大学暗黒星雲博物館のページ
で見ることができます。


*9月19日,杉田 精司 先生:
 杉田先生(東京大学の理学系大学院、地球惑星科学専攻教授)は、太陽系の惑星の比較研究、
地球と生命の成り立ちの研究、およびこれらの研究のための探査・実験装置の開発、などに関
わっておられます。特に最近は「はやぶさ2」のプロジェクトで、「リュウグウ」への着地・
サンプル採取に関し、運用・管制などの重要な仕事をされました。今年末の「はやぶさ2」の
帰還などもあって、今後は太陽系の研究が大きく発展することが期待されます。まずは杉田先生
のお話で、基礎的なことをしっかり勉強しておきたいと思います。




*3月20日,竹田 洋一  先生:
 竹田洋一先生は,恒星のスペクトルを解析して恒星大気の組成や物理状態を調べるとともに、
惑星の存在など恒星の周りの状態や銀河系の化学進化などの関連分野にも及ぶ観測的恒星物理学
を専門に研究しておられます。先生は長年岡山天体物理観測所で観測・研究を行ってこられまし
たが、この2020年3月に定年退職されました。この「シリウスの話」は、先生の退職記念講演での
お話です。