8月15日 土橋 一仁 先生 概要紹介
星間ダストと暗黒星雲のお話

 宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』に、南天の天の川の「石炭袋」が出てきますが、これは宇宙に発生 した「塵(ちり)」が集まった「暗黒星雲」です。この暗黒星雲の中では、やがて塵が濃密に集 まって「分子雲コア」というものが形成され、さらにそれが太陽のような恒星やその周りの惑星 へと進化して行きます。東京学芸大学の土橋一仁先生は、長年にわたりこの暗黒星雲とそこでの 星形成を研究してこられました。特に、全天にわたる暗黒星雲の分布図の作成は、土橋先生の大 きなお仕事の一つです。この分布図は、東京学芸大学暗黒星雲博物館のページ で見ることができます。