7月15日　　関口 和寛 先生　概要紹介
　　VR（バーチャルリアリティ）を
　　　　　　使った考古天文学

　関口先生は、天文学研究のご専門は「銀河進化」「激変星」「多波長サーベイ観測」などですが、この他に、天文学を援用して考古学を研究する「考古天文学」のプロジェクト「arcAstroVR」にも携わっておられます。今回はこの arcAstroVR 関係のお話をしていただきます。
　arcAstroVR のホームページによれば「arcAstroVR」は「考古遺構と背景天体の可視化ソフトウェアとして開発された、考古天文学研究のためのVRシミュレーター」であるということです。これの機能として、次のようなことがホームページに書いてあります：

• 天文シミュレーターStellariumと連携し、VR空間に高精度の天文現象を再現します。
• geotiff標高データから、高精度な立体地形をVR空間に再現します。
• 3Dデータ(obj,fbx,dae等)を取り込み、遺構・遺物等をVR空間に再現します。
• アバターを操作し、VR空間内を自由に移動する事ができます。
• VR空間にマーカーや補助線を設置できます。
• その他機能多数・・・

　（中嶋記）