5月18日 廿日出 文洋 先生 概要紹介
アルマ望遠鏡で探る高速電波バーストの出現環境

 講師の廿日出先生は、アルマ電波望遠鏡を駆使して、分子ガスの電波、ガンマ線バースト、突発天体の探査、星形成活動の観測、などの研究をされています。またアルマ望遠鏡10周年を記念して天文月報の本年2月号にアルマ望遠鏡の特集記事がありますが、廿日出先生はその巻頭言を書いておられます。今回はこのアルマ望遠鏡のお話と、特に最近話題になっている「高速電波バースト」についての最新情報をお伺いします。高速電波バーストというのは、大変強力な電波が数ミリ秒というごく短時間に放射される現象で、2006年に発見されました。現象の発生頻度は高く、また全天に一様に分布していることから、発生源は銀河系外の遠方の天体であり、エネルギーは大変強力で太陽の数日分のエネルギーに相当するほどであると言われています。発生メカニズムについてはいろいろ考えられていますが、まだまだ謎に包まれている状況です。(以上、wikipedia より)
 廿日出先生の天文月報の記事のリンクは こちら


 (中嶋記)