駿台学園天文部の太陽黒点観測


◎はじめに
 講演要旨

◎蝶形図について
○太陽黒点の周期
 黒点数の増減図 (Wikipedia)
 マウンダー極小期 (駿台天文台50周年記念講演より)
 マウンダー

○太陽表面緯度と黒点
 高緯度と低緯度の黒点の例 (ベルギー王立天文台,SIDCより)

  ・極小期が終わると,高緯度から黒点が現れ,次第に低緯度に移り,それが
   消滅すると再び極小になる.
  ・黒点には磁性があり,先行する黒点がN極の場合は後行はS極となる.そして,
   北半球と南半球では逆になる.
  ・極小から極小までの一つの周期の中では常に同じであるが,次の周期では
   南北どちらも反対になる.

 国立天文台メールニュース,2008年1月

○このような黒点の出方をわかりやすい図にする
 → 蝶形図

 マウンダーが作成した最初の蝶形図, 1904年

  ・太陽の1回転(約27.235日)の間の黒点緯度分布を,1本の縦線で.
  ・これの移り変わりを,1回転周期ごとに図示.
  ・蝶々のような形になるので「蝶形図」.

○最近の蝶形図を作り,過去のものと比較する.
 → 天文部の報告


○どのように見るか.
 国立天文台太陽観測所,ホームページ