2024年6月15日 第699回 月例天文講座
コペルニクス生誕 550 年
高知工科大学 特任教授 (東京大学名誉教授)
須藤 靖
現代的な地動説の祖であるニコラウス・コペルニクスは1473年2月19日、ポーランドのトルンに生まれました。彼の生誕550年にあたる2023年2月19日に、トルンでコペルニクス生誕550年記念式典と、新たに設立されたコペルニクスアカデミー国際会議が開催され、講師の須藤先生も出席されました。今回の講演では、このときの先生のコペルニクス尽くし体験をお話しいただきます。
以下、先生からのメッセージです。
「この訪問記を日本天文学会誌『天文月報』の2023年9月号で紹介したところ、多くの方から反響を頂きました。そこで今回、天文月報の記事では紹介できなかったポーランドでの数多くの写真をお見せしながら、国際会議の様子、コペルニクスの足跡、ポーランドとコペルニクスなどを詳しくお話したいと思っています。いつもの駿台天文講座に比べると学問的内容という観点からは物足りないかもしれませんが、それらとは相補的に、気軽に楽しんで聞いて頂けるものと期待しています。」
参考資料 (中嶋記)
*右上の図は
Wikipedia より引用。
*
『天文月報』2023年9月号
*
須藤先生、東京大学最終講義、2024年3月