津村先生は神戸市のご出身で、東京大学の大学院時代から、JAXA/ISASでロケット実験CIBERや赤外線天文衛星「あかり」などを用いた宇宙赤外線背景放射(赤外線での宇宙の明るさ)の観測的研究に従事して来られました。またCIBERの成功に対して、2014年9月にNASA Group Achievement Awardを受賞されました。2023年からは日本天文学会機関誌『天文月報』編集長、2024年からは日本天文教育普及研究会の副会長などを務ておられます。 (中嶋記)