9月20日 茂山 俊和 先生 関連資料

○ 講演概要: (中嶋記)
 表題の「新星、超新星、γ線バースト」は、いずれも星が急激に何億倍も明るくなる現象です。これらは、星のエネルギー源である核融合反応が、それまで徐々に行われていたものがあるきっかけで急激に進行し、星が爆発するに至った、というものです。これにより、星の内部で形成された炭素や酸素などの元素が宇宙にばらまかれ地球や私たちの身体の元になった、と考えられます。他方、このような明るい天体を利用すればはるか遠方の宇宙を調べることもでき、宇宙の膨張の法則なども詳しく調べられます。そしてこのような観測結果から宇宙の構成要素を求めることもでき、その結論はまた新たな課題を私たちに提示します。

○ リンク先:
東京大学 茂山研究室
研究発表「吾妻鏡に記された超新星が遺した奇妙な天体」