右のパワーポイント画像をクリックすると拡大します.(一部の「引用画像」は,解像度を落としてあります.)1.はじめに
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図は高エネルギー研のページより
2.宇宙に始まりがあったことはどうしてわかったか写真はBrucemedalistsのページより引用 (originally, courtesy Observatories of the Carnegie Institution of Washington)
図は佐賀大学,船久保研究室のページより (以下,クォークなどのイラストも,佐賀大学より借用)
写真はGetty Images より ハッブルのデータは,実際にはかなりバラつきの大きい ものだった.
これに平均的な比例関係(回帰直線)をあてはめると ハッブルの関係式が得られるが,当初のこれはかなり 不正確で,ハッブル自身もあまり自信がなかった,という.
膨張宇宙を説明する3つの理論.
写真はこちらより引用,original は不明
写真はWikipediaより Copyright: Cardiff University (こちらに記載あり) 定常宇宙論は,当時(1940〜50年代)最も人気があった.
写真はジョドレルバンク天文台のページより, Courtesy of Ralph Alpher (こちらに記載あり) 火の玉理論(実はビッグバン理論)に多大の貢献があった ロバート・ハーマン(左)とラルフ・アルファ,中央が ジョージ・ガモフ.瓶のラベル "YLEM" は,ガモフが考え た,水素・ヘリウム合成以前の「始原物質」の呼び名. 図の "YLEM" の瓶は,現在 the National Air and Space Museum, Washington DC にある.
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写真はpinterest のページより. original は不明.
3.宇宙の始まりの理論標準理論: まだあまり確定的ではないのだが,とりあえずの 暫定標準として皆が受け入れている理論. 研究が進めば将来大きく変更される可能性もある.
写真はブレッドボードラジオのページより. プラズマ:電子と原子核がバラバラになることを 「電離」という.プラズマは電離した気体.プラズマ の中では,光は電子などに遮られるので,気体は不透 明.写真のランプの赤く光る部分が,一種のプラズマ.
粒子のイラストは,佐賀大学,船久保研のページより. 1万度以上では,物質はすべてプラズマ状態.
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十億度以上では,原子核もバラバラに. (ガモフの "YLEM" は,この状態)
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陽子や中性子は,3個のクォークでできている.
1兆度以上では,クォークもバラバラに.
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弱い力
左図,朝日新聞のページより.<グラフィック・大屋信徹> 右図,東京大学宇宙線研究所 神岡宇宙素粒子研究施設より. ニュートリノは何億個も地球に降り注いでいるが,カミ オカンデのような巨大な装置でやっと何個か捕らえるこ とができる.
力の統一の様子は,講演要旨所載の図のように,黒い線 で表示した.
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強い力
クォーク
クォークに働く「強い力」がなくなれば,クォークもなく なると考えられる.クォーク以前は,それらを産み出す 「エネルギー」のスープ状態だったと考えられる. ※ エネルギーからクォークができるときに「反クォーク」 もできたはずだが,どこへ行ったか不明.
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1溝度以上では,4つの力が統一されていたという以外 には何もわかっていない.
4.標準理論はどこまで確認されているか![]()
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次回の超弦理論へのつながり
試験![]()
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