8月19日(土)、柴田晋平先生講演記録   (中嶋作成)

私たちはなぜ星空案内をするのか?
   〜星のソムリエ活動とその目指すもの〜


右のパワーポイント画像をクリックすると拡大します.(一部の「引用画像」は,解像度を落としてあります.)

◎はじめに
138億年前に,私達はお会いしましたね!
今日の出会いを大切に




◎自己紹介
(居住地) <略>
(研究) 太陽→プラズマ→中性子星(パルサー)
(星) 星好き少年→(研究)→小さな天文学者の会→星空案内人制度
(楽器),(スポーツ),(本) <略>
(アート) 絵→星と人と映像と詩と音楽で星のスライドショー・プラネの番組
※一方的に話すのではなく,質問も受けながら双方向的にお話しをしたい.

◎星のソムリエとは






運営機構について

資格認定制度の形をとっている.




全国31団体で






街角に望遠鏡を持ち出して、通行人に見せたりする.






大船渡市での活動.






雨の中でも活動.






星座クイズなど.






雨のバス停で宇宙論を.






「星のソムリエ」の大きな成果.

 宇宙に興味を持つ、敷居の低いスキーム.
 日常的に宇宙に親しむことができる.



「星のソムリエ」のもう一つの大きな成果.

 星空案内に焦点を合わせた総合的なカリキュラム
 の提供ができた.



それぞれのカリキュラムの科目






資格講座で出てこなかったことは,専門的な内容.

 「クラゲマイスター」など,他分野にも同様なものがある.

 受講者は,自分でも勉強してスキルアップ.


ハッピー2乗の法則.

 学んでハッピー,伝えてハッピー

 市民の言葉で市民が伝える.


科学教育の中で,






科学教育の3つの要素と必須条件:













科学が文化になるとき

 音楽,文学,スポーツ,などと同様に.

 日常性,人間性


「科学文化形成」とは何か














[質問] このようなことを始められたきっかけは?    > オランダ、オルゴール博物館の経験 (ガイドツアーがすばらしかった.)      そこで,星空でガイドツアーをと考え,山形大学の望遠鏡で毎週やった.      また,カリキュラムを作ったりした. [質問] 昔紙芝居で感動して,このようなことにろ興味を持った.     しかし,子供に伝えること,日常的にこのようなことをすることは難しいと思った.     (イベントの時などに行うことは可能だが)    > 仙台のソムリエの人は、幼稚園の帰り道に星を説明したりしていた.      町内に1人のソムリエがいて,「今これこれの星がでているよ」などと隣人に      説明できたらよいと思う.
◎実験,イベントいろいろ
◎実験:地球はどんな形? 1) 丸い. 2) 少し横に膨らんだ球. 3) (山などがある)デコボコの形 アンケートで聞いても難しいので,実験してみよう. 周囲が4mの風船を作る.そうすると:  赤道のふくらみは2mm、  山のでこぼこは1mm以内、  大気の厚さはほんの1mm、  海の深さは0.3mm > 実際にモデルを作ってみると,地球はまん丸でツルツルであることが   直観的によくわかる
◎スライドショー: 宇宙でいきものが出会う時  → こちらへ
[質問] ワインのソムリエは,ワインの「味」や「香り」だが,星のソムリエは何か?    > 星を見て感じるところ.      内容的には十人十色. [質問] 人によって感じ方は異なるのではないか?    > ...