「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」(略称 JWST)は、ハッブル宇宙望遠鏡の後継機として昨年末打ち上げられた大型宇宙望遠鏡です。新望遠鏡の能力はハッブル望遠鏡の100倍と言われており、大きな成果が期待されます。
播金先生は、天文月報2022年3月号の記事で、JWSTを利用したご自身の研究について書かれています。それによれば、JWSTはの特徴は「大口径の赤外線望遠鏡」ということであり、それを生かして、大きな赤方偏移のある遠方銀河(宇宙誕生後数億年のころの銀河)を詳しく観測したい、ということです。
(中嶋記)