草野完也先生は,コンピュータシミュレーションを利用して,太陽フレアとコロナ質量放出の
発生機構などを研究しておられます.そしてそれにより,太陽磁気のふるまいからフレアの発生を
予報することを目標にしておられます.
近年の太陽活動の活発化にともない,大規模フレアの発生と,その情報社会への影響が問題となって
います(例:日経サイエンス2022年4月号,NHKコズミックフロント2022年5月12日放送).そしてこれに
ついての日本政府の対応として,総務省に「宇宙天気予報の高度化の在り方に関する検討会」が設けられ
ましたが,草野先生はその座長を務めておられます.
上記検討会ホームページ
草野先生ホームページ
(中嶋記)