9月17日 奥村 真一郎 先生 概要紹介
地球接近天体探索の新展開

 奥村先生が理事長を務められるNPO法人 日本スペースガード協会 は、「天体の地球衝突による災害から地球環境をまもる事を目指し、(中略)地球に衝突する可能性のある小惑星、 彗星をはじめとする地球近傍小天体の発見と監視を行い、 またこれらの天体に関する広範囲な研究の促進とその啓蒙普及を図っていく。」という目的で活発な活動を行っています。このような活動は、ヨーロッパのスペースガード財団を始め世界各地で行われています。ハワイには、米国のパンスターズプロジェクトの専用望遠鏡も設置されています。
 近年には木曽天文台の「トモエゴゼン」プロジェクトも地球接近天体(略称NEO)探査に加わり、この活動は新たな展開を見せています。これについて、『日経サイエンス』2022年1月号に「地球防衛」という特集記事があります。奥村先生には、世界のNEO探査の状況、および最近の発見などについてお話しいただきたいと思います。

 (中嶋記)