電波による太陽観測の歴史は、第二次世界大戦中のレーダー開発に端を発します。戦後、世界中で観測が開始される中、日本においても終戦わずか3年後には研究の萌芽が見られました。それから約75年。衛星利用が日常となった現代において、太陽活動を理解することは私たちの生活維持に不可欠となっています。この75年を超える歴史の裏には、多くの研究者たちの奮闘や興味深いドラマが詰まっています。本講演では、日本における太陽電波観測の黎明期から現在までを振り返りながら、「電波観測で太陽の何がわかるのか」、そして「太陽活動が私たちの生活にどのような影響を及ぼすのか」についてご紹介します。
(1月13日掲示)