二十四節気、説明 (2022年2月更新)
■冬至(とうじ):12月21日頃
冬至は1年で最も昼が短い日とされます。
逆に言うと冬至を境に日が長くなるため、古くは冬至を1年の始まりと考えていました。
冬至南瓜、冬至がゆ、ゆず湯で無病息災を願う風習が残っています。
■小寒(しょうかん):1月5日頃
小寒は「寒の入り」と呼ばれ、寒さが厳しさを増す頃です。
小寒~大寒を「寒中」や「寒の内」と言い、寒中見舞いを出す習慣があります。
■大寒(だいかん):1月21日頃
大寒は、1年のうちで最も冷え込みや寒さが厳しいとされ、寒天・味噌・酒などの仕込みが
最盛期を迎えます。
大寒を超えると、寒さがゆるまって春の近付きを感じられます。
■立春(りっしゅん):2月4日頃
旧暦では正月が立春に近かったため、立春が春の始まりかつ1年の始まりでした。
2月上旬は今の季節だとまだまだ冬ですが、立春を過ぎてから初めての強い南風を「春一番」と
呼びます。
■雨水(うすい):2月19日頃
雨水は「雪が雨に変わり積もった雪が解け始める頃」という意味です。
この時期はまだまだ雪が残っていますし、降雪も珍しくありませんが、春の足音が聞こえ始める
時期とされます。
■啓蟄(けいちつ):3月5日頃
啓には「ひらく」という意味があり、蟄には「地中で眠る虫」という意味があります。
つまり、啓蟄は冬ごもりしていた虫が穴を開けて地中から顔を出す時期(そろそろ暖かくなる時期)
とされています。
■春分(しゅんぶん):3月21日頃
春分になると太陽が真東から登って真西に沈むため、昼と夜の長さがほぼ同じになると言われます。
「春分の日」は国民の祝日になっており、お墓参りをする習慣もあります。
■清明(せいめい):4月5日頃
清明は清浄明潔を略した呼び名で、万物が清らかで生き生きした状態のことを言います。
花が咲いて春らしくなる頃で、お花見が多くなる季節です。
■穀雨(こくう):4月20日頃
穀雨は「春の雨で穀物が潤う」という意味です。
この時期に種をまくと雨に恵まれることから、作物がよく成長すると言われます。
[参考]
・カレンダー本舗のページ