5月20日 大石 雅壽 先生 概要紹介
 私達は宇宙からやってきたらしい

 大石先生は、1982年の野辺山宇宙電波観測所(現国立天文台野辺山)の開所以来、45m電波望遠鏡による星間分子の研究に携わってこられました。その間、大石先生は多くの新種の星間分子を発見されましたが、近年では多くの有機分子も発見されるようになり、宇宙での生命の発生も論じられるようになりました。このような観点から、大石先生には駿台天文講座でも2011年に「宇宙と生命」というタイトルでお話しいただいております(リンク)。
 その後「リュウグウ」の物質の分析から生命のもとになるアミノ酸やウラシルなどが発見されるなど、宇宙と生命の研究はさらなる発展を見せております。このような観点から、大石先生に最近の研究の成果と、将来への見通しなどについてお話しいただきたいと思います。

 (中嶋記)