駿台学園,ジュニア天文教室,2024年6月15日 

タイトル:  コペルニクスと地動説
講 演 者:  中嶋浩一

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◎前回の復習 (前回のページ)         *太陽の黒点と爆発  → 5月前半に爆発が頻発した。(※ 後で復習します) *電波望遠鏡のお話 *電波の実験
◎今月の星空 *星座と星  (復習)春の大曲線(北斗七星、アークトゥルス、スピカ) ・夏の星座(星)   さそり座(アンタレス)   かんむり座   こと座(ヴェガ)、わし座(アルタイル)、はくちょう座(デネブ)    = 夏の大三角形 ・かんむり座T星について   → アストロアーツのページ   → 約80年ごとに急に明るくなる「再帰新星」(または「反復新星」)     予定では今年の2月〜9月に明るくなるらしい。 *「夏至」について    → 国立天文台、ほしぞら情報    → ステラナビゲータで観察  (別図)      → 夏至と冬至の、太陽の動きのちがい      → 地面に棒を立て、影の動きで調べる。(右図)
◎今月の太陽黒点     (右図は 6月4日の黒点)   → 黒点の動き(別図)     (下図は 6月4日からの爆発状況)      → 今月は先月ほど爆発は活発ではなかったので、先月の爆発の復習をします。     → 宇宙天気予報ページでの解説     → 爆発の影響で北海道などでオーロラが観測されたという新聞報道       5月11日5月13日5月14日     →  5月10-14日の爆発状況  → (別図)
◎コペルニクスと地動説      → 昨年は、コペルニクス生誕 550年の記念だったので、彼の生ま      れたポーランドで、いろいろな記念行事があった。    → 今日の駿台天文講座のおとなの話は、その記念行事に参加した、      東大名誉教授、須藤靖先生のお話なので、今回ここで      「コペルニクス」という人について説明。 *地動説と天動説   → コペルニクスは「地動説」をとなえた人として有名。   → 地球が宇宙の中心であり、太陽や月・惑星・恒星は地球の周りを回っている、     という考え方を「天動説」という。   → 宇宙の中心は太陽で、地球や惑星は太陽の周りを回っている、という考え方     を「地動説」という。               天動説 (出典)              地動説 (出典)   → 天動説では、惑星の動きを詳しく見ると大変複雑になる。(地動説ではみな円運動)              (出典)   ※ 「どちらかが正しくてそうでない方は間違っている」ということはない。     どちらも惑星の運動を正しく記述できるが「地動説のほうがシンプルである」というだけ。