駿台学園,ジュニア天文教室,2025年4月12日

タイトル: 太陽はどんな星か? 
講 演 者:  中嶋浩一

※ホームページの見方について 
  http://sundai.sakura.ne.jp


◎前回の復習  * 前回のページ
◎今月の太陽黒点と、その周りの爆発 *SDO衛星の画像の観察:           4月1日~4日の黒点    同上、爆発状況
◎今月の星空  *春の星座 (ステラリウムで、連休の星空を見る)    → 今年の連休は、月が出ていないので星座観望の好機。  目立つ星: 頭上にアークトゥルス、西に赤い火星、        さらにプロキオン、南東にスピカ、        北東にベガ(たなばた星)  春の星座: 頭上に北斗七星(おおぐま座)、しし座、        (アークトゥルスの)うしかい座、        近くにかんむり座(T CrB ?)、        スピカのおとめ座(わかりにくい)、        その南のからす座(わかりやすい)、コップ座(わかりにくい)  T CrB はどうか? → 天文講座ホームページから、速報ページへ行ける。
◎太陽はどんな星か? *(いろいろな星を分類する)HR図 のお話   いろいろな星(高温の星、[比較的]低温の星、明るい星、明るくない星、赤い星、青白い星、          大きい星、太陽程度の星、かなり小さい星)    → 青白い星は 高温の星(3万度)、赤い星は [比較的]低温の星(3千度)    → 明るい星は太陽の10万倍、暗い星は1万分の1    → 大きい星は太陽の1000倍(超巨星)、小さい星は太陽の100分の1(白色矮星{わいせい})      → 大きい星は、実は密度が低い(スカスカ)        小さい星は、すごい高密度(角砂糖1個で、象1頭くらい)    ※ 原子の構造       → 中心部に小さな「原子核」があり、周りを「電子」が取り巻いている。         → 電子の分布をギリギリまで押しつぶすと、1/100 くらいになる。         → そのとき密度は10万倍になる → 角砂糖1個で、象1頭         → さらに、電子を原子核の中に押し込んでしまうと、角砂糖で山一つくらい!!           → 「中性子星」   いろいろな星を、温度と明るさで分類した図を「HR図」という。      → HR図の考え方   → HR図