駿台学園,ジュニア天文教室,2025年6月21日

タイトル: X線で宇宙を見る
講 演 者: 中嶋浩一
※ホームページの見方について
http://sundai.sakura.ne.jp
◎前回の復習
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前回のページ
◎今月の太陽黒点と、その周りの爆発
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SDO衛星の黒点画像
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ここ数日の爆発状況
◎今月の星空 6月21日、夜9時

→ 春の大曲線と、夏の大三角形、さそり座とアンタレス
◎X線で宇宙を見る
→ 前回、ロケット天文学についてお話ししました。
ロケットを使うのは、地球大気でさえぎられるいろいろな光を観測するため。
[復習] いろいろな光 (
前回のホームページ)
*X線天文学の歴史
→ 最初の頃の天文学者の考え:
太陽の表面温度は、約6000度。
シリウスの表面温度は約10000度で、紫外線を出す。
ベテルギウスの表面温度は約3600度で、赤外線を出す。
→ X線が出る温度は約 1000万度。
→
そんな天体はありえない。
→ 1962年、最初のX線観測で、さそり座に強力な X線を出す天体が発見された。
→
さそり座X-1
長い間なぞに包まれていたが、次のような現象として説明できると考えられる。
→
天文学辞典の説明
宇宙科学研究所の説明
→ 1964年、はくちょう座にも発見された。
→
はうちょう座X-1
→
wikipediaの説明
*日本のX線天文学
→
本日の天文講座
◎実験
*分光シートで、虹の七色を見る。
*分光シートを顕微鏡で見る。