駿台学園,ジュニア天文教室,2020年11月21日
(オンラインで実施)
※ホームページの見方について
http://sundai.sakura.ne.jp
◎前回の復習
→ 前回は都合で「延期」となりましたので、復習はありません。
◎太陽黒点など
→ 9月ころまでは黒点がほとんどない状態が続いたが、10月ころから
黒点がたくさん出るようになった。
→ 黒点は,約11年の周期でたくさん出たり出なかったりを繰り返している.
→ 黒点の数の増減のグラフ (国立天文台)
→ 10月17日~11月06日の太陽黒点 続き (NASA,SDO衛星)
→ 太陽は「自転」しているので、黒点が左から右の方向へ動いてゆく。
→ 27日で一周。
→ 黒点は、発生したり消滅したりしている。
→ 黒点の形
→ 拡大図 地球と比較
→ 黒点が出ると、オーロラが見えるようになるなど、地球にも影響がある。
→ 10月末ころにノルウェーで見えたオーロラ
※これの詳しい説明は,また次回に.
◎秋~冬の星空
*11月21日のほしぞら → ステラナビゲータで。
→ 木星と土星がきれいだった季節は終わって、今月は「火星」。
→ 秋は、南の空に明るい星座がないので、火星がすぐわかる。
→ 秋冬は、北の空の星座に注目。 → 図(ステラナビゲータにて)
→ 北東の空にぎょしゃ座のカペラ、北西の空にこと座のベガ、
頭のまうえにカシオペア座。
→ 北極星は、カシオペア座を使ってみつける。 → 図(ステラナビゲータにて)
→ 12月13,14日は「ふたご座流星群」 → 国立天文台の解説
→ 12月6日,「はやぶさ2」帰還 → JAXA情報
◎長野県、木曽天文台と「トモエゴゼン」望遠鏡
*木曽天文台
→ 長野県の山の中、街の光がないところに天文台を造った(約50年前)。
→ 地図 (国土地理院,ディジタル標高地形図)
特殊な望遠鏡「シュミット望遠鏡」がある。
→ ドームと望遠鏡の写真 (木曽観測所ホームページ)
シュミット望遠鏡は、天体の広い範囲の、きれいな写真が撮れる。
→ オリオン座の写真, オリオン大星雲の撮影
→ オリオン大星雲のシュミット写真 (拡大してみる)
シュミット望遠鏡,写真集
→ ディジタルカメラの時代になって,写真乾板(フィルムのようなもの,ガラス製)を廃止し,
CCDカメラを取り付けた.(約20年前)
→ このほど,大型高感度CCDカメラを取り付け,昨年秋から観測を開始した.
→ トモエゴゼン カメラ
*トモエゴゼン カメラ
● 大型(広視野),高感度,CCDカメラ
→ 写真 (プレスリリース)
→ 撮影範囲
→ 撮影速度: 毎秒2コマ
● 何が観測できるか?
流れ星 (ホームページ)
地球接近小惑星 (ホームページ)
→ ロシア,チェリアビンスク,隕石落下
星が消えた! (ホームページ)
→ 太陽系外縁の小惑星「クワオアー」の位置(軌道)
探査機ベピ・コロンボのスウィングバイ (ホームページ)
→ ベピ・コロンボ衛星 軌道の図
アトラス彗星 (ホームページ)
ボリソフ彗星 (ホームページ)
● さらなる目標: → ナゾの突発現象の観測,新しい未知の現象の発見
超新星爆発の始まりの瞬間のキャッチ
→「超新星爆発」とは? → JAXA 宇宙ワクワク大図鑑
重力波発生(ブラックホールの合体など)の瞬間
→「ブラックホールの合体」とは? → アストロアーツ
ガンマ線爆発の瞬間
→「ガンマ線爆発」とは? → 東京大学,戸谷研
高速電波爆発(FRB)の発する光
→「高速電波爆発」とは? → ナショナルジオグラフィック
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まったく未知の現象の発見
→ ? ? ?
● トモエゴゼン(巴御前)とは?
→ 源平時代の,源氏の女性戦士,木曽義仲(朝日将軍)の家来
→ 銅像 (ウィキペディアより),
武者人形 (戦国堂のページより),
倶利伽羅峠の戦い