駿台学園,ジュニア天文教室,2021年1月16日


  (オンラインで実施) はじまり

※ホームページの見方について    http://sundai.sakura.ne.jp


◎前回の復習 (前回のページ)

*太陽黒点のおはなし
  → ひきつづき黒点の観察。
  → この時期に、黒点領域での爆発現象(太陽フレア)が起こった。
    → 特殊な光で見た、太陽フレアの映像(12月8日)

*12月~1月の星ぞらのおはなし
  → 500年ぶりの、木星と土星の大接近

*星雲と暗黒星雲のおはなし
  → いろいろな星雲・暗黒星雲の写真を見る
    → 暗黒星雲の中では、星が生まれている。
    → 星がたくさん誕生して雲が晴れて来ると、かがやく星雲や星団になる。




◎今月の太陽黒点 *SDO衛星の画像の観察:  ・可視光{かしこう}(目に見える光)の映像     → 今月も立派な黒点が出ている。  ・紫外線{しがいせん}(目に見えない特殊な光)の映像     → 今月は爆発(太陽フレア)は見られなかった。 *黒点の構造  ・太陽の「へり」近くの黒点の観察  図1図2図3図4、    → 黒点は「盆地」のような構造をしている。
◎冬の季節の天文のおはなし *太陽の動きと季節(小学3年生の理科)  ・1日の中の太陽の動き   → 日の出、日没、南中、日周運動、南中高度    ・1年の中の太陽の動き      → 南中高度の変化、地面に立てた棒のかげの動き、     冬至、夏至、春分、秋分 →       (図の引用は、受験研究社『まとめ上手 理科』より) *冬至と日の出、日没の関係   → 冬至は、太陽の南中高度がもっとも低い日      → 寒い → 冬   → 冬至は、昼間の長さがもっとも短い日       → 日の出が遅く、日没が早い                           ・日の出の時刻が一番遅いのは冬至の日か?    → ステラナビゲータで実験    → なぜそうなるのか?      (ステラナビゲータで説明)    ※ アナレンマ
◎ロケットを飛ばそう!   → 今日のおとなの天文講座は、ロケットや衛星を打ち上げている「JAXA、宇宙科学研究所」     の先生のおはなし。   → 宇宙科学研究所では、宇宙の研究について小中学生の皆さんに知ってもらうために     「子ども・宇宙・未来の会」(略称 KU-MA, クーマ)という活動を行っています。     今日のおとなのおはなしは、それの紹介です。                    → 以前、このジュニア天文教室で、クーマの会が開発した     「スポイトロケット」というのを皆で飛ばしたことがあり     ます。今回もそれをやりたかったのですが、コロナのために     できなくなりました。     そこで今回は「ロケット」についてお話しをします。 *やさしいおはなし、「ロケットってなあに?」     → はやぶさ2の打ち上げ (ユーチューブ)  ・宇宙に行くにはロケットが必要(飛行機では行けない)     → なぜ?        → 2019年3月のジュニア天文教室                    *いろいろなロケット   ・世界のいろいろなロケット       → 一番大きいロケット       宇宙往復ロケット(スペースシャトル)       日本のロケット H-2A               (右図の引用元)  ・日本のロケット  →  (ウィキペディアより)     → はやぶさ2の打ち上げなど、H-2A がいちばん活躍している。            H-2B は、「こうのとり」の打ち上げに使われている。         → H-2B ロケットの打ち上げ (ユーチューブより)     → H3 ロケット  →  (引用元)       高い性能で、安い費用。2021年に打ち上げられる予定。 *ロケットエンジンのおはなし    → 2019年3月のジュニア天文教室  ※以前は、日本のロケットは「宇宙科学研究所」と「宇宙開発事業団」という2つの機関で   別々に開発していた。(今は「JAXA」という機関に統一)   宇宙科学研究所のロケットは、科学観測用で、すべて固体燃料。        → ペンシル型、K型、L型、M型、N型、などが開発された。   事業団のロケットは、実用衛星打ち上げ用で、液体燃料。    → 液体燃料は「水素」を使うので H型 となった。   → 参考: 宇宙科学研究所のロケット開発の歴史 (2008年)                 (右図の引用元) おしまい