◎前回の復習 (前回のページ) *太陽黒点のおはなし → ひきつづき黒点の観察。 → この時期に、黒点領域での爆発現象(太陽フレア)が起こった。 → 特殊な光で見た、太陽フレアの映像(12月8日) *12月~1月の星ぞらのおはなし → 500年ぶりの、木星と土星の大接近 *星雲と暗黒星雲のおはなし → いろいろな星雲・暗黒星雲の写真を見る → 暗黒星雲の中では、星が生まれている。 → 星がたくさん誕生して雲が晴れて来ると、かがやく星雲や星団になる。
◎今月の太陽黒点 *SDO衛星の画像の観察: ・可視光{かしこう}(目に見える光)の映像 → 今月も立派な黒点が出ている。 ・紫外線{しがいせん}(目に見えない特殊な光)の映像 → 今月は爆発(太陽フレア)は見られなかった。 *黒点の構造 ・太陽の「へり」近くの黒点の観察 図1、図2、図3、図4、 → 黒点は「盆地」のような構造をしている。
◎冬の季節の天文のおはなし *太陽の動きと季節(小学3年生の理科) ・1日の中の太陽の動き → 日の出、日没、南中、日周運動、南中高度 ・1年の中の太陽の動き → 南中高度の変化、地面に立てた棒のかげの動き、 冬至、夏至、春分、秋分 → 図 (図の引用は、受験研究社『まとめ上手 理科』より) *冬至と日の出、日没の関係 → 冬至は、太陽の南中高度がもっとも低い日 → 寒い → 冬 → 冬至は、昼間の長さがもっとも短い日 → 日の出が遅く、日没が早い ・日の出の時刻が一番遅いのは冬至の日か? → ステラナビゲータで実験 → なぜそうなるのか? (ステラナビゲータで説明) ※ アナレンマ
◎ロケットを飛ばそう! → 今日のおとなの天文講座は、ロケットや衛星を打ち上げている「JAXA、宇宙科学研究所」 の先生のおはなし。 → 宇宙科学研究所では、宇宙の研究について小中学生の皆さんに知ってもらうために 「子ども・宇宙・未来の会」(略称 KU-MA, クーマ)という活動を行っています。 今日のおとなのおはなしは、それの紹介です。 → 以前、このジュニア天文教室で、クーマの会が開発した 「スポイトロケット」というのを皆で飛ばしたことがあり ます。今回もそれをやりたかったのですが、コロナのために できなくなりました。 そこで今回は「ロケット」についてお話しをします。 *やさしいおはなし、「ロケットってなあに?」 → はやぶさ2の打ち上げ (ユーチューブ) ・宇宙に行くにはロケットが必要(飛行機では行けない) → なぜ? → 2019年3月のジュニア天文教室 *いろいろなロケット ・世界のいろいろなロケット → 一番大きいロケット 宇宙往復ロケット(スペースシャトル) 日本のロケット H-2A (右図の引用元) ・日本のロケット → 図 (ウィキペディアより) → はやぶさ2の打ち上げなど、H-2A がいちばん活躍している。 H-2B は、「こうのとり」の打ち上げに使われている。 → H-2B ロケットの打ち上げ (ユーチューブより) → H3 ロケット → 図 (引用元) 高い性能で、安い費用。2021年に打ち上げられる予定。 *ロケットエンジンのおはなし → 2019年3月のジュニア天文教室 ※以前は、日本のロケットは「宇宙科学研究所」と「宇宙開発事業団」という2つの機関で 別々に開発していた。(今は「JAXA」という機関に統一) 宇宙科学研究所のロケットは、科学観測用で、すべて固体燃料。 → ペンシル型、K型、L型、M型、N型、などが開発された。 事業団のロケットは、実用衛星打ち上げ用で、液体燃料。 → 液体燃料は「水素」を使うので H型 となった。 → 参考: 宇宙科学研究所のロケット開発の歴史 (2008年) (右図の引用元) おしまい