7月18日、駿台ジュニア天文教室
オンラインジュニア天文教室の始まり!
(右側の図は、クリックすると拡大します。)
「これから駿台ジュニア天文教室を始めます.
今日は初めてのオンライン.いつものような実験は
できませんが,話題はたくさんあります。
駿台学園天文講座 リンクへ
「初めての人も多いと思いますので,まず
ホームページを紹介します.
「ではいつものように太陽の映像から.
太陽はいよいよ黒点の少ない時期になった.
「黒点の全く見えない太陽面です。
実は6月の前半に、小さい黒点が出た。
「黒点が左から右へ移動するのは、太陽が自転
しているからです。
「実は黒点の数は、11年ごとに増えたり減ったりしています。
2020年は、ここ数年で一番少ない年。
しばらくは黒点のお話はお休み。
「今年の夏休みには、どんな星が見られるか。
山や海の、空のきれいなところに行ったら、見てみて
ください(東京の人はむずかしいかもしれないが)。
「夏休みの始まる8月1日。何が見えるかな?わかる人?
「月、木星、土星、さそり座、いて座、・・・
「実は月があると星があまり見えないので,月のない8月13日に.
このころは『ペルセウス座流星群』といって,流れ星が良く見える.
(ステラナビで,星座の線。)
(ステラナビで,星座の名前。)
「つづいて北の空も見てみよう。何が見えるかな?
(ステラナビで,北極星の見つけ方。)
ポット
南斗もある、いて座の一部。長生きの神様。
北斗の下に、二つ星が3組ある。中国の星座で「三台」。
(後で出て来るので覚えておいてほしい。)
「今年はめずらしい年で,木星と土星が接近している.
これらの星の動きはどうなっているだろうか?
(ステラナビで,20年間動かす)
「2040年の5月ころ,再び接近する.皆は何歳かな?
その時になったら,2020年のころを思い出してほしい.
「質問ありますか?
望遠鏡で見てみよう!
望遠鏡メーカー,ビクセン
「いろいろな望遠鏡があるので,説明.
右端のセットで,約25万円!
「ここの駿台学園に,大きな望遠鏡がある.
左側のものは校舎の屋上にあり,毎月観望会をやっているので,
誰でも見られる(いまはコロナで,しばらく休み.来月はできるかも.)
右側のものは超大型で,北軽井沢の天文台にある.夏休みに公開している.
(屋上の天文台からの中継に切り替え。)
「駿台の屋上の望遠鏡で、8月1日のほしぞらをみてみると・・・
(できれば8月15日に観望会をやりたいが。)
「木星や土星は、こんな風に見える。
木星は,4つの衛星が周りをまわっているのが見える.
(小さい望遠鏡でもよく見える.)大きい望遠鏡では,
「しまもよう」が見える.(大きな赤い目玉が見えるときも.)
土星は「わ」がある(倍率30倍以上で見える).
「月はこんな風に見える。
丸いクレーターがあるのがわかる。
黒くて海のように見えるところは,水はなく,平らな地面.
(図はステラナビで作成)
「クレーターや暗い部分には名前がある。
「皆さんも、自分の望遠鏡で見てみよう。
メーカーの通販
「そこで、望遠鏡の選び方。
国立天文台
『国立天文台望遠鏡キット』というのもある。
「双眼鏡で星を見るのもおすすめ。
望遠鏡メーカー,ビクセン
「いろいろな双眼鏡がある。それぞれの説明と、選び方。
『10X21』というのは、倍率10倍で、レンズの大きさが21mm。
双眼鏡は、倍率の大きいものはかえって見にくい。
「7倍くらいの双眼鏡で南の空を見てみると・・・
(ステラナビで視野を表示、拡大。)
(ステラナビでいろいろな星雲を見る。)
(ステラナビでアンタレスとM4 を拡大。球状星団を説明して、
北軽井沢大望遠鏡での見えかたを説明。)
「今ちょうど『彗星、ほうき星』が見えている!
『ネオワイズ彗星』
西日本新聞の画像より引用。
「7月18日からの毎日9時の彗星の見えかた。
星座『三台』のそばを通る。
彗星は双眼鏡で良く見える(望遠鏡ではむり)。
「質問ありますか?
「機会があればもっといろいろ調べよう。
「またお会いしましょう。