駿台学園,ジュニア天文教室,2021年8月21日  (8月19日更新))



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◎前回の復習 (前回のページ) *今夜のほしぞら  > 「ほんとうのたなばた」のおはなし             「金星」の見えかたのおはなし    → なぜ金星が満ち欠けするかについて、今日くわしく説明します。 *「せいめい望遠鏡」のおはなし    → 京都大学の天文学者が新しく作った、最新鋭の望遠鏡。      超新星爆発や恒星フレアなどの観測に威力を発揮する。 *「巨大フレア」のお話    → 太陽表面の黒点のあたりで起こる爆発を「太陽フレア」という。      小さい爆発はいつも起こっているが、ときどき大きい爆発が      おこり、地球に(オーロラなどの)影響が出る。    → 過去に起こった記録的な巨大フレアのおはなし。       (京都大学のページより)    → 他の恒星では、さらに巨大な「スーパーフレア」が起こっていることがわかった。      そんなフレアが太陽で起こったら、人類は絶滅するかも。       *赤外線の実験    → スマホのカメラで、リモコンの赤外線が見える。    ※ 見えないようにしているスマホもあるので注意。
◎今月の太陽黒点 *SDO衛星の画像の観察:    → 7月末~8月の黒点   → おなじ期間の紫外線画像     → 今月は黒点は少ないけれど小さな爆発はときどき起きている。
◎今月の星ぞら (→ ステラナビゲータ使用)             *今夜のほしぞら (右図、ステラナビゲータより)   → 東の空に、木星、土星、月、がよく見える。     (写真を撮ってみよう) *金星の見えかたのおはなし   → 金星はこれから暮れまで、ずっと夕方のそらに見えるが、どのように見えるだろうか?     → ステラナビゲータで観察。(前回と同じ)              → 月のように、だんだん欠けてくる。また、だんだん大きくなる。     → どうして?  ・太陽系の惑星について (「惑星」は中学理科のテーマ)    → 惑星はいくつ?    → どんな惑星がある?    → 惑星は太陽のまわりをまわっている。どんなふうに?      → ステラナビゲータで、惑星の軌道を観察。(太陽系表示)  ・地球から見た金星の軌道と動き方 (太陽系表示で、地球固定)    → 参考ページ(ぐんま天文台)参考写真、    → なぜ「満ち欠け」があるか、わかったかな?       → 中学校3年生の理科 → 試験問題                   (学研、ニューコース問題集、中3理科より)
◎今月のおはなし 「太陽以外の星に惑星をさがす」      → 今日のおとなの天文講座のおはなしは「地球・生命の起源と進化」       (地球や生命は、どうしてできたのだろうか?どのように進化してきたか?) *「惑星」と「太陽系」  ・「惑星」とはなにか?   → 先ほどのおはなしの「金星」や、最近よく見えるようになってきた「木星」、     環{わ}があるのが見える「土星」などは、「惑星」という。     → 地球も惑星の一つ。   → 惑星は、季節や年によって、見える位置が変わる。             → ステラナビゲータで実験(黄道座標、1日ステップで動かす)     ※ 惑星が位置を変えるのは、太陽のまわりを回っているから。       → 地球も惑星の一つで、やはり太陽のまわりを回っている。           (→ コペルニクス、右図はウィキペディア)   → 星座を構成していて、いつも同じ位置に見える星を「恒星」という。     恒星は、近くで見ればみな太陽と同じ天体。  ・「太陽系」とはなにか?   → 太陽と、その周りをまわる惑星、小惑星などの全体を「太陽系」という。   → 他の恒星も、太陽と同じだから、やはり惑星があるだろう。     → 1995年に、ペガサス座51番星に惑星があることがわかった。       → 惑星発見! (佐々木貴教先生のページより)         → 2019年のノーベル賞!
*太陽以外の恒星に、惑星をさがす。「(太陽)系外惑星探査」    → 明るい星の近くにある暗い(見えない)惑星を、どうやって見つけるか?  ・大きな惑星は、恒星の動きにも影響を与える。      (視線{しせん}速度法)   → 恒星の「ふらつき運動」を調べれば、     大きな惑星が見つかる。    (地球のような小さな惑星は、この方法ではムリ)   ※ ふらつきは「ドップラー効果」という方法で     測定することができる。   → ペガサス座51番星のふらつき佐々木貴教先生のページより)  ・惑星が恒星の表面を横切るとき、恒星の明るさ      が少し変化する。 (トランジット法)    (拡大図M)   ※ 地上の望遠鏡での観測はむずかしいが、     人工衛星で観測すればよくわかる。     → ケプラー衛星、 テス衛星  ・すばる望遠鏡のような大望遠鏡に、特殊な装置を   つければ、直接観測することもできる。                 (すばる望遠鏡のページより)    ※ まん中のもようは、中央の明るい星を隠した      ときにできてしまうもよう。      → 隠さないとこんなふうになる。  ・これまでに見つかった「太陽系外惑星」の数   → ウィキペディアのページより
◎プログラミングの実験   → 小学校でもプログラミングを!!   → プログラミング教室紹介記事の例 コエテコ   → 自分で学習の例  スクラッチ   ラインエントリー *「ラインエントリー」の実験    (インターネットの line が提供)  ・まず ラインエントリー に入る。  ・次に、いちばん上の「ワークスペース」をクリック。    (クリックやドラッグについては、大人の人に聞いてください。)  ・左の図の「スタートボタン」 をクリック。  ・(絵の動きが止まったら)図の「ストップボタン」 をクリック。    → スタートとストップを何度かくりかえして、観察してみよう。  ・右の図の「(10)回繰り返す」の(10)をクリックして、(20) に変えてみる。    → スタートとストップを何度かくりかえして、観察してみよう。    → 終わったらもとの(10)に戻す。   ※ 動作をまちがえたら、右上にある をクリックすれば元にもどる。  ・右の図の「進む方向に(10)移動する」の(10)をクリックして、(20) に変えてみる。    → スタートとストップを何度かくりかえして、観察してみよう。    → 終わったらもとの(10)に戻す。  ・右の図の「(0.1)秒待つ」の(0.1)をクリックして、(2) に変えてみる。    → スタートとストップを何度かくりかえして、観察してみよう。    → 終わったらもとの(0.1)に戻す。  ・まん中の図の上にある「イラスト」をクリックしてみる。    → (イラストが出たら)「イラストを追加」をクリックしてみる。    → [shift] キーを押しながら、ウサギを3匹クリックする。(イラストが緑色に)    → 下の「追加する」をクリック。    → スタートとストップを何度かくりかえして、観察してみよう。    → ウサギの図の右の X じるしをクリックして、ウサギを消し、図の上の      「ブロック」をクリックして元へもどる。  ・(以上のほか、時間のゆるすかぎり、いろいろな実験をしてみます。)