駿台学園,ジュニア天文教室,2022年5月21日
※ホームページの見方について
http://sundai.sakura.ne.jp
◎前回の復習 (
前回のページ)
*明け方の東の空に,惑星が大集合
*太陽の歴史上の大爆発のお話
*ドップラー博士の研究
*ドップラー効果の実験
◎今月の太陽黒点
*SDO衛星の画像の観察:
→
4月後半~5月前半の黒点
同じ時期の紫外線画像
→ やや大きな爆発(4月20日)
(出典:
宇宙天気予報のページより)
同じ時期の紫外線画像 → コマ送り
※ NHKテレビ「コズミックフロント」で、『ナゾの巨大爆発スーパーフレア』と
いう番組が、5月12日にあった。 →
NHK
◎今月の星ぞら (→ ステラナビゲータで)
*北斗七星と、春の大曲線
うしかい座とアークトゥルス、おとめ座とスピカ
◎天体望遠鏡博物館のおはなし
※
出典の明示していない写真は天体望遠鏡博物館ホームページより。
*博物館所在地:
香川県さぬき市
*博物館のようす:(
天体望遠鏡博物館ホームページより)
旧小学校の建物を利用 (
写真)
いろいろな望遠鏡をたくさん展示
大きい望遠鏡は、体育館で展示 (
写真)
夜は、これらの望遠鏡で実際に星を見る (
写真)
◎天体望遠鏡のおはなし
・経緯台式架台と、赤道儀式架台(まず「架台・三脚」のおはなし)
夜空の星の動き(ステラナビゲータで)
→ 北極星を回転軸とすると、星の動きを追いかけられる。
→
赤道儀式架台
・反射望遠鏡と屈折望遠鏡
屈折望遠鏡の構造 反射望遠鏡の構造 (
構造の図の出典)
・地上望遠鏡(ガリレオ式)、天体望遠鏡(ケプラー式)、反射望遠鏡(ニュートン式)
(図は、
日本ガイシ、サイエンスサイトより)
→ ガリレオ式は、眼
(め)の部分(接眼部)に
凹レンズ を使う。
ケプラー式は、眼
(め)の部分(接眼部)に
凸レンズ を使う。
・望遠鏡の性能 (倍率と口径のおはなし)
口径 60mm 85mm 135mm
→ 望遠鏡は、口径が大きいほど良い。
倍率 は、接眼部のレンズによっていろいろ変えられる。
→ しかし倍率をあまり大きくすると、像がぼやけて見にくくなる。
倍率の最大値は、口径を mm であらわした大きさくらい。
◎レンズの実験
*いろいろなレンズ (
図の出典)
・凸レンズ (少しふくらんでいるもの、すごくふくらんでいるもの)
→ 見え方:
・凹レンズ (少しへこんでいるもの、すごくへこんでいるもの)
→ 見え方:
*凸レンズで、遠くの光の
像 を作る。
※ 像までの長さを
焦点距離 という。
→ 焦点距離の長いレンズは、大きな像ができる。
→ この像を、ふくらんだ凸レンズ(焦点距離の短いレンズ)で拡大すると
(ケプラー式)天体望遠鏡になる。
→ 像の少し前に凹レンズを入れると(ガリレオ式)地上望遠鏡になる。
※ オンラインで参加された方には、ご希望の方に「うす型凸レンズ」をお送りします。
下記アドレスで郵送先をご連絡ください。
koichinakajimajapan@gmail.com