駿台学園ジュニア天文教室,2023年8月19日
タイトル: 太陽黒点と爆発,磁力線
講 演 者: 中嶋浩一
※ホームページの見方について
http://sundai.sakura.ne.jp
◎前回の復習 (
前回のページ)
*磁石の磁力線の実験
*太陽黒点の磁力線の観察
◎今月の太陽黒点
*SDO衛星の画像の観察:
7月後半~8月前半の黒点 (休止中)
8/05~8/07の可視光画像黒点 (休止中)
8/05~8/07の紫外線画像
◎今月の星空
*「土星」がよく見える
→ ステラナビゲータ
→ 8月27日には土星がちょうど太陽の反対側に来ていちばんよく
見える「衝
{しょう}」という状態になる。
◎今月のお話し
*ふしぎな惑星「土星」
→ 「輪(環)」がある
→ 地球より大きいが、比重は軽い
→ 自転は速いので、つぶれた形になっている。
→ いろいろ変わった衛星がある:
→ タイタン
エンケラドゥス
ミマス
*「輪」について
→ 数cm から数m の、氷や砂の粒でできている。
→ 厚さは 20m くらいで、たいへん薄い。
→
探査機「カッシニ」の映像 (
カッシニの写真)
→ 真横を向くと見えなくなる。(右図)
→ 細いすじがたくさんある。 (
輪の写真)
→ じつは、輪があるのは土星だけではない
→ 天王星にも輪がある。木星にも細い輪がある。
→ 輪はどうしてできたか?
→ 細かいチリが集まれば、かならず輪ができる。
→ 細かいチリは、衛星同士の衝突によるものか?
*不思議な衛星「タイタン」の探査
→
探査機「カッシニ」と「ホイヘンス」
→
探査機「ホイヘンス」の映像
→ 山や谷、丸い石(実は氷)もある。
→ 川や海もあるらしい(実はメタンの海)。
*海のある衛星「エンケラドゥス」と、生命の可能性
→ 表面は氷に覆われているが、内部からの「水」の噴出が見られ、
内部には「海」が広がっていると考えられる。
→ 「海」があれば「生命」の発生の可能性もある。
◎今月の実験
*3Dホログラム
作り方
[道具] 透明下敷き、ボールペン、カッター(はさみ)、ダンボール、
セロテープ、定規、型紙
*スマホで見る映像
Sample
Wakusei_1
Wakusei_2