駿台学園ジュニア天文教室,2023年9月16日
タイトル: 月の探検
講 演 者: 中嶋浩一
※ホームページの見方について
http://sundai.sakura.ne.jp
◎前回の復習
*土星とその惑星、輪のおはなし
*3Dホログラムの工作
◎今月の太陽黒点
→ 中程度の爆発があった。
9/02~9/03の可視光画像黒点
9/02~9/03の紫外線画像
→
9/01~9/11の可視光画像黒点
◎今月の星空
*9月の満月は「お月見」(中秋の名月)
→ 今年の中秋の名月は、9月29日。
「すすきの穂」と「月見団子」をそなえて、お月見。
◎今月のお話し 「月の探検」
*アポロ計画(1969〜1972)
→ 人類が初めて地球以外の天体に降り立った。
*アルテミス計画(2019〜 )
NASA のホームページ (右図の出所)
ウィキペディア (
同、英文)
月軌道プラットホーム「ゲートウェイ」
→ 永続的な月面滞在、月の資源探査、火星探検のための
基地建設、などをめざす。
→ 民間の会社が、貨物輸送、基地建設、月面車の開発、
などを受け持つ。
→ 日本からの参加:
アイスペース(貨物輸送) →
ホームページ
トヨタ自動車(月面車の開発) →
ルナクルーザー
(
右図の出典)
◎今月の実験工作
→ 月面のもようを作ろう!
*月面のお話
→ 黒く見えるところは「海」と呼ばれているが、実際は小天体の
衝突によって流れ出した「溶岩」が冷えて固まったものである。
→ 小さな丸い穴は、さらに小さい小天体が衝突してできた穴で、
「クレーター」とよばれる。
→ 大きくて新しいクレーターには、衝突の際にできた放射状の
「光条」が見られる。(ティコ、コペルニクス)
→ 白っぽく見えるところは「陸地」「高地」と呼ばれるが、
実際は古いクレーターがたくさん残っていてデコボコしている
ところ。 (→ 拡大図)
*地球から見える「海」の地図
(出典は
かぐや衛星月面図)
*月の模型を作る材料